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DERMATOLOGY CLINIC CARE 皮膚科でするケア

●皮膚科で受けられるニキビ治療の最前線

気になるニキビは早いうちに治しておくことが大切です。とはいえ、自分は皮膚科で行くべきなのか知りたい・・皮膚科へ行くのもちょっと・・と迷っていらっしゃる方も沢山いらっしゃると思います。そんな皆様のために、皮膚科ではどんな治療がされているのか、またどんな皮膚科を選べばいいのか見てみましょう。

今回は、各メディアでもご活躍中の、
大阪の河合皮フ科医院の院長・河合公子先生にお話を伺いました。

● 皮膚科の治療にはどんなものがあるの?

「一般的な皮膚科では、保険適用となる抗生剤、ホルモン剤、ビタミン剤、漢方薬の飲み薬や抗菌剤硫黄カンフルローション、抗炎症クリームなどの塗り薬が処方されます。

photoニキビが2〜3個できた程度の軽症であれば、保険適用内の治療で十分治る場合が殆どです。・・・が、ニキビのできる人は体質的、遺伝的な場合もあるため、重症な方は、2〜3年、長いと10年くらい、出たり引いたりを繰り返すこともあります。

治療は、保険治療だけを行う患者さんもいますし、ビタミンや漢方で治療される患者さんもいます。軽い場合、ビタミンB群の飲み薬と塗り薬を処方し、面皰(コメド)がポコッとあるくらいならば、圧出して取り除きます。おできのように化膿してしこりがあるような重症な場合は、痛みもあり、熱を持つので、抗生剤が必要ですが、この薬は状態が悪いときに少し飲む薬なので、常に飲むものではなく、抗生剤だけでは治らない場合は、他の治療と平行します。」

● 美容的な治療も種類はさまざま

では、保険でカバーされない範囲の、
いわゆる美容的な治療はどうなっているのでしょう?

「一般の保険治療では使える薬も決められているため限界があります。早くキレイにしたい、ニキビ跡が心配だ・・という方には、美容的な治療で、ケミカルピーリングやイオン導入、レーザー、フォトフェイシャルなどの手段もあります。また、特殊な治療として、何度も繰り返しできるニキビに、絶縁針で皮脂腺を壊すような治療もあります。何をやってもだめだという場合も、この治療を行うと二度と出てきませんし、短時間で赤みもなくなりきれいになるという評価を頂いています。

人気があり美容誌などでも取り上げられるピーリングは、何回か行うとくすみがとれ、油っぽさもなくなり、肌につやが出て美肌になります。ニキビ部分に行うと、圧出しやすくなります。ただ、ニキビ跡の赤みに対しては個人差で限界があるので、まずは相談してみましょう。」

● ニキビは、とにかく早く治療することが大切

「コメドは早く出すことが大切です。化膿が数箇所あると、そこが呼び水となり、次から次へと感染して化膿してしまう場合も。治療は集中的に行いアトが残らないようにきちんと治してから予防することが大切です。ニキビのあとが、赤みやシミになってしまった場合は、トレチノインやビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体、ハイドロキノンなどの塗り薬やイオン導入などが有効です。」

● ニキビケアは生活習慣から

患者さんに、日常生活で気をつけるように促されていることはありますか?

「ニキビはストレス、不規則な生活、寝不足、疲れ、不規則な食事などが原因になるほか、遺伝的な場合も多く、ニキビ症の人は30〜40歳くらいまで出たり引いたりを繰り返す場合もあります。日常生活では、化粧をしたまま寝ない、洗顔をきちんとする、バランスのよい食事を摂る、十分な睡眠、規則正しい生活を心がけることが基本です。そしてニキビができたら、爪を立てたり、手でいじらないこと!

化粧品は、原則としてオイルフリーを使い、ニキビ+乾燥肌の場合は、保湿力のある化粧水やクリームを選びましょう。脂性の場合は、洗浄力の強いものやピーリング剤の入った石鹸で、朝晩の洗顔をきちんと行いましょう。いずれも自分の肌にあうものを選ぶことが大切です。また、ニキビがあると顔を隠すヘアスタイルにする方が多いのですが、顔を隠さず、髪は肌に触れないようにしましょう。外出先で無理ならば、せめて家ではヘアバンドなどで髪を上げておきましょう。そして、ひどくならないうちに病院へ行くことです。ひどくなってからでは、治すのに時間がかかるし、跡も残ってしまいますから。」

● 皮膚科選びのコツ

では、実際、皮膚科はどのように選んだらいいのでしょうか?

「クリニック選びは、医者との相性があるのではないでしょうか。医者と患者も人と人なので、フィーリングや話しやすさは大切な要素ではないかと思います。治療にいらしているのに、緊張したり遠慮したりで聞きたいことが聞けないのでは、患者さんにとっては余計にストレスになってしまいます。また、医者の立場からも、どういう治療をどこまでしたいのか、どんな悩みを抱えているのか、ハッキリと伝えて頂かないと解らない場合もあります。

女性の患者さんですと、話しやすさや辛さを理解してもらえるという点から、同性である女医をまず選んでみる、という方法もありますね。 或いは、ニキビ治療に関しては、いろいろな手段を持っている病院とそうでないところがあるので、治療の種類が多く、方法や費用の違いなどもハッキリと説明してくれる皮膚科を探す、というのも手です。いずれにせよ、自分が信頼できるクリニックを選び治療のストレスを減らすことがニキビケアには大切です。」

ちなみに、河合先生のお肌は、白くてつるつるの美肌です。

研究熱心な先生は、機器や治療をまずご自分で試される場合も多いので、患者としてクリニックをお探しの場合は、まず、担当の先生のお肌状態をチェック項目に入れてみても良いかもしれませんね。

河合皮フ科医院ホームページ

  • 河合先生:写真
  • 河合皮フ科医院 院長
    河合公子先生

    高校卒業後、7年間の会社勤務を経て奈良県立医科大学入学。在学中に結婚、育児と学業を両立しながら卒業し、1984年に河合皮フ科医院を開業。
    著書:「美肌の秘密―貴女だけに教えるキレイになる方法」河合公子(著)
    /太陽企画出版

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